婚活における年齢の壁!白黒つけたい!年齢VS容姿、軍配は!?

婚活していると、どうしても気になるのが「年齢」。一般的に若いと言われる年代をすぎて婚活をはじめると、特に感じるのが年齢の壁。
この年齢の壁は、女性だけではなく男性にも厚く厳しいものです。
婚活パーティーなどのイベントに参加すると特に、「自分が最年長なのではないか…。」「何故相手がこんなにも年上しかいないのか…。」「どう思われているのだろう…。」など、年齢を気にしてしまいがち。
今、婚活している年齢層はどうなっているのでしょう。
一度気にしてしまうと、どんどん年齢が目につき、必要以上に気になってきてしまいます。年齢の悩みは尽きません。
年齢的に結婚を諦めたほうがいいのかもしれない、と思い詰めてしまう人も中には存在する様子。
ですがここで諦めてしまったら、この先ずっと一人かも…。
そもそもなぜ、婚活で年齢ばかり言われるのでしょう。若さが正義のような扱いを受けるのはなぜ?
若い頃美しかった女性は特に「若くて容姿がそこそこより、年増の美人ではないのか!?」と思っているかもしれませんね。
さあ、白黒つけましょうか!
婚活における「年齢」について考えてみましょう。
婚活市場での年齢層は?

婚活していると、女性は特に「年齢」という壁に当たることがあります。
未だ女性は若い方がいい、と言われることが多い現状。まだまだ若い女性すら、年齢を気にして必要ない焦りを感じていることがあります。
ちなみに、結婚を意識した女性たちのバイブル「ゼクシィ」という雑誌を一度は耳にしたことがあるかと思います。
この「ゼクシィ」からは、33歳以上の女性を対象に「ゼクシィプレミア」という大人の花嫁をコンセプトにした雑誌が発行されていました。(※2020年Spring号(2020年2月22日発刊)を持って休刊)
このことからも、女性が婚活をする上で、32歳と33歳のあいだには、明確な線が引かれていることがわかります。
この線引きから、多くの男性が若い女性を求めていることもわかりますね。もちろん、全ての男性がそうだとは言いません。しかし、婚活をする上で、年齢は否応無しに意識せざるを得ない壁なのです。
では実際に婚活している年齢層は、どのくらいなのでしょう。
結婚相談所の登録者を参考にしてみると、20代~50代までと幅広い年齢層が登録していますが、男女ともに36~45歳が最も多いのだとか。女性は30歳をきっかけに、入会することが多いようです。
さらに、⽂部科学省科学研究費補助⾦基盤研究の一環として実施された「結婚情報サービス業調査に関する報告書」を参考に、結婚相談所・マッチングアプリなどを利用している会員登録者数を見てみましょう。
(※タップで男女切り替えて表示ができます)
男性
女性

- 30代後半〜40代 44.7%
- 45歳〜49歳 18.2%
- 50歳〜 15.7%
- 25〜29歳 6%
- 24歳以下 0.7%

- 30代 51.4%
- 40〜44歳 18%
- 25〜29歳 12%
- 46歳以降
これによると、男性のほうが年齢層が高く、46歳以降は男性の登録者数のほうが多くなっています。
年齢が婚活に左右されるのはわかったけれど…
実際に婚活しているのはアラフォー世代が圧倒的に多いこともわかりました。
婚活で「年齢」が厳しい…って本当なの?
婚活で「年齢」が厳しいと言われるのはなぜか?
婚活で「年齢」が厳しいと言われているのは、一般的に男女共に若さを求める傾向にあるからです。
女性は若さと容姿を常に求められていますが、実は男性も若さを求められる傾向にあります。
それは仕事ができる期間だったり、平均寿命が女性よりも低いことであったり、子供が欲しいなど…。この先どのくらいまで働き続けられるかを考えているからです。子供や生活を守る本能的なものなのでしょう。
求める相手の年齢には、男女で温度差がある

とは言っても、男性が求める若さと、女性が求める若さにはかなり違いがあるようです。
2019年度 株式会社IBJが行った2019年度の成婚に関する調査を参考にしてみると、そのギャップが明らかになっています。
婚活している男性の多くは、自分よりも年下を求める傾向にあります。しかも自分の年齢が上がっても、求める女性の年齢は上がらず、お互いの年齢に開きが生じます。
つまり、自分が年齢を重ねれば重ねるほど、どんどん年下の女性を求める傾向にあるということですね。
一方女性は、自分の年齢周辺の男性を求めるため、年齢が上がると求める男性の年齢も上がります。
ここで、男女の求める年齢に差が生まれてしまいます。
女性の希望である、自分の周辺の年齢層を求めている男性は、はるかに下の年齢の女性を求めるため、この二人は出会うことがありません。
かと言って、男性が希望する、はるかるに下の年齢の女性は自分周辺の年齢の若い男性を求めるため、この二人も出会うことは叶いません。
結果出会いがない、年齢的に厳しいなどに繋がります。
男性がよほどの資産家か、震えるほどの才能や名声がない限り、20も30も年下の女性との結婚が難しいことが、それを物語っていますよね。
ですがそれは、自分よりはるかに下の相手を求めるから難しいのであって、相応な年齢の相手を求めた場合、結婚はそれほど難しいものではありません。
白黒つけたい!年齢VS容姿、大人世代が求めるのはどっち!?

婚活では、女性の年齢ばかり言われますが、容姿に自信がある女性からすると、納得できないことも多いようです。
「若いそこそこの女性なら、美人の年増が良いのでは!?」
よく聞きますね。年齢と容姿、果たしてどちらが条件として優先されているのでしょう!?
編集部では、40代〜60代の大人世代をターゲットに、結婚相手に求める条件を調査!
その結果…
年齢 28.8%容姿 37.4%
容姿が年齢を上回る結果に!
これを男性だけ見てみると…
男性

年齢:約2割容姿:約4割
年齢…かと思いきや、圧倒的に容姿!
どうでしょう!? これは意外な結果です。
女性の結婚「32歳説」がまことしやかに語られていましたが、大人世代で当てはまるのは一部の男性のよう。
美人に軍配が上がる結果になりました。
ちなみに女性を分けてみると…
女性

年齢 約4割容姿 約3割
若い世代とは反対で、大人世代では女性のほうが、相手の年齢を気にしているようでした。
これは大人世代だからこそ、働ける定年までの期間や、健康寿命を考えた上でのことかもしれませんね。
以外に低い!婚活において年齢の壁を感じた大人世代は約2割
年齢の意外な結果を前に、編集部ではさらに深掘り調査!
婚活をしたことがある40〜60代の男女をターゲットに、「婚活において手応えがなかったと感じた要因は何か」をリサーチしてみると…
自分の年齢が厳しいと感じた人は約2割。

意外に低い数字です。
しかし普通に過ごしているだけでは、なかなか出会いに繋がらないと感じている人は多いようでした。
年齢が厳しいと感じるわけではなく、多くは年齢的にどう出会って良いのか…出会いの場がなくて厳しいと感じているようです。
年齢を気にせずに結婚相手に出会う方法

「適齢期を過ぎた…。」
「年齢的に厳しい…。」
年齢に引け目を感じている場合、なかなかすぐにはポジティブになれないものです。
年齢を気にせずに婚活するには「婚活サービス」を利用して、自分の年齢でもいいとう相手に出会いましょう。
「婚活サービス」とは、「結婚」が目的の男女の出会いの場を提供するサービスのことで、大きく分けると次の3種類に分けられます。
- 婚活アプリ
- 婚活パーティー
- 結婚相談所
どれも「結婚相手」を探す場所なので、お互いの目的は「結婚」です。気が合えば成婚しやすいという利点があるのが特徴です。
下記で詳しく見て行きましょう。
条件を絞りやすい「婚活アプリ」
いわゆる、オンラインで相手を探すことができるマッチングアプリのこと。
その中で「結婚」を目的とした男女が集まるアプリを「婚活アプリ」と呼びます。
事前に相手の条件を入力して振り分けられるので、希望の条件で絞り込むことができます。もし、「年齢」を重要視するのであれば、事前に希望の年齢を設定ることも可能です。
どこにいても、いつでも24時間お相手を探すことができるので、現代では出会いのツールとして一般的になりつつあります。
星の数ほどマッチングアプリはありますので、選ぶ際には、自分の年代に適したものを選ぶようにしましょう。
若い人がいいと言っている相手に、年齢でアピールするのも、年齢で若い世代と張り合うのも、時間の無駄です。
自分の年齢でもいいと思ってくれる相手との出会いに時間を使いましょう。
相手の雰囲気を感じられる「婚活パーティー」
実際に対面して会話をする「婚活パーティー」は、相手の雰囲気を知ることができるので、後から思った感じとは違った…ということが少ないのが利点です。
パーティーには様々な趣向があり、年齢の制限もありますので、自分の年齢で参加できるものを選びましょう。
もし年齢制限がない場合、若さで勝負しないように。年齢を重要視する場面で、若さで張り合っても勝ち目はありません。
もっと性格や気配り、会話、スペックなど「大人」ならではの鎧で戦いましょう。
現代のお見合いの形「結婚相談所」
第三者の目から見て、合いそうな相手を紹介してくれる「結婚相談所」は、現代のお見合いと言っても過言ではありません。
優柔不断な人や、見る目に自信がない、行動力がない、という人にオススメの婚活サービスです。
良くも悪くも、他人の目から客観的に「婚活市場における位置」を判断されますので、時に年齢のことを言われる可能性があることを理解しておきましょう。
他人の自分に対する評価は厳しいものです。意にそぐわない相手を紹介されることもあるでしょう。しかし、まずは紹介された相手と会ってみること。ここが大きく成婚の分かれ道になることは確かです。
若さや美貌などの外見は、お互い失って行くもの。外見やスペックだけで判断するのではなく、相手の内面に目を向けてみましょう。
結婚したい、その時が自分の「結婚の旬」の時期

婚活では否応無しに年齢を自覚させられます。
日々の喧騒の中、緩やかに年代が移り変わってゆく中で、なかなか自分の年齢を自覚し辛いというのが現状かと思います。急に歳をとるものではありませんから。
しかし婚活の場以外では、いちいち他人の年齢を気にする人は、それほど多くありません。
そうでしょう?出会う人、すれ違う人の年齢をいちいち若くない、若いと気にしませんよね。
婚活では若くないと言われる年齢でも、実はまだまだ若いことを知っていますよね。
過剰に反応しがちな「年齢」ですが、中には気にしない人も多いことがわかりましたよね。むしろ身綺麗にするほうが重要。それなら努力でなんとかできます。
あまりにも年齢を気にしすぎて、婚活を出来なくなってしまうのは、勿体無い!
結婚したいと思った時が自分の結婚の旬の時期。その時に出会えた相手こそが、ベストパートナーかもしれません。
あなたにとって、人生のベストパートナーに出会えますように!