普通が集まれば希少になる!?婚活で「普通の男」はどこにいる?
婚活でよく耳にするのが「普通の男性」がいないということ。
なぜ、普通の男性に出会えないのでしょうか?
それはあなたが考えている「普通」がやや普通ではない可能性があります。
いや、絶対普通だから!
本当?本当に、本当ですか?
ちなみに男性が求める「普通の女性」も、本当に「普通の女性」ですか?
そもそも「普通の相手」とはどのような人を指すのでしょうか。
また、婚活で「普通の相手」にはどうしたら出会えるのでしょう?
結婚するためにも、求める「普通の相手」と「その現実」について考えてみましょう!
なぜ「普通」の人がいないのか
「普通の男性」がいないのはなぜでしょう?
それは、求める「普通」が現実とはギャップあるから。
婚活中の女性からすると「常識だよね?」と思うことが、実は現実的ではない可能性があります。
男性も然り。「普通の女性」を間違えているので出会えません。
望む相手が「普通」の相手ではないから、いないのです。
このズレを放置していると…一生パートナーに出会えずに終わってしまうかも…。
婚活中は、求める「普通の相手」の理想が高すぎる可能性があります。
女性が求める「普通の男性」の条件とその現実
例えば女性が結婚相手に求める「普通の条件」として、次のようなことが挙げられます。
「年収500万でいい」
「学歴は国立大学であればいい」
「公務員であればいい」
「普通の容姿であればいい」
「普通に性格良ければいい」
この「普通」というのが厄介で、平均よりやや上であることがほとんど。
そしてさらに厄介なのは、この「普通」のうちどれか一つでいいわけではなく、全ての「普通」を総合的に求めていることだったりします。
某婚活パーティーで企画をしてきた筆者が、ツッコミたくなった数々の「普通」をツッコミと共にご紹介しましょう。
「普通に年収500万でいい」国内に、未婚の年収500万円の男性は少ないので、それはもう、やや高収入の部類に入るのでは…。
まず、年収500万は「普通」ではありません。稼いでいる部類の男性になります。
普通に暮らせると思う年収が500万円だと言うことはわかります。しかし、共働きで世帯年収なら普通かもしれませんが、今の日本で年収500万円の未婚男性は少ないのが現状。地方になればなおさらです。
もし存在しても既婚であることが多いので、婚活の場では出会えません。
さあ、どんどん行きましょう!
「学歴は普通に国立大学であればいい」国立以上とか…割合少ないよね?普通なら、せめてどんな大学でも良いのでは?東京大学のイメージで言ってませんか、それなら高学歴になっちゃいません?
「身長は普通に男性として高かったらいいの」まあ、高身長だけならいいけど…他の条件もつくよね?身長の高い、アルバイト…は嫌でしょう?「普通に正社員であればいい」が付いて、その普通の正社員は「普通に年収500万円」なら問題なく、年収200万代ではダメ…なんですよね?
「普通の容姿であればいい」その普通の容姿は、タレントの◯◯に比べて、やや劣っても仕方ないと思っているわけではないですよね?そこそこイケメン…でも「普通に正社員」や「性格普通に良い」とか「普通に優しい思いやりがある」とかじゃなきゃだめですよね?
「普通に公務員であればいい」公務員も未婚で「普通の容姿」…になるとそんなに多くないですよね?おまけに転勤はやだ、とかも言い出しませんか?
「普通に性格が良ければいい」性格が良いって…優しく思いやりに溢れていて「身長は普通に高く」「普通の容姿」とか「普通に年収500万円」じゃなきゃ、やっぱりダメって言いませんか?
…普通って難しいですね。
もちろん、気持ちはわかります。あわよくば少しでも良い人に出会いたい、婚活をしいているとそう思うものですから。
特に女性は、結婚する男性によってその後の人生が大きく変わってしまう可能性が高く、少しでも幸せになれる相手を求めてしまうのは仕方のないこと。
ですが「普通」がたくさん集まれば、もうそれは「普通の男性」ではなく「条件の良い希少な男性」になります。
その「普通」を延々と追い求めていたら、結局出会えずに終わってしまいます。
男性が求める「普通の女性」の条件とその現実
余談ですが、せっかくなので男性が求める「普通の女性」についてもご紹介しましょう。
男性が望む「普通」の条件に良く聞くのが、以下のようなこと。
「普通に相応の年齢」
「普通の容姿とスタイル」
「普通に性格良く優しい女性」
「普通に家庭的」
「普通の賢さと常識」
この男性が望む「普通」も、厄介なケースが多々あります。
男性は女性に対して夢見がちなところがあるため、基準にしていることが普通ではないことがほとんどです。
「普通に相応の年齢であればいい」この相応は自分よりもはるかに若い、10歳以上の年下や20代前半を指していることが多々あります。さらにこれに「普通の容姿とスタイル」が付きますよね?その普通は、芸能人やモデルの◯◯と比較して、やや劣るくらいで良い、とかだったりします。
その女性…おそらくもう、もう別のお相手と結婚しているのでは…。
「普通に性格良く優しい女性であればいい」その優しさは、自分の全てを受け入れて、許してくれるレベルの優しさ…ですか?さらにこれに「普通の容姿とスタイル」が付いていますよね?
「普通に家庭的であればいい」その家庭的、スーパー家政婦のレベルを求めていることがありますが、大丈夫ですか?家事・育児全て笑顔でこなし、自分の家族の介護も嫌がらずに全てこなし、さらにそこに共働きの条件を付ける…。恋愛結婚ではない以上、女性からすると「あなたとの結婚=奴隷かロボット=地獄?」になりませんかね…。
「普通の賢さと常識を持っていたらいい」この条件はたまに耳にしますが、意外と難しいところです。男性が考える「常識」がない=自分が知っている「政治経済」を知らないことだったりします。婚活で、自分が考える政治経済の話をしてしまう男性がいますが、初対面で話すことではないですよね…?まず、賢い女性が初対面でそれを声高に語ることはありません。
若く美しく聡明で、性格が良く、自分の世話を献身的にしてくれる相手が欲しい。
気持ちはわかります。なんなら筆者も欲しいです。
しかしながら、その条件に当てはまるのは「希少な女性」。存在するのであれば、もうすでに誰かと結婚しているでしょう。
その相手を求め続ければ、当然ながら結婚できないままで終えてしまうでしょうね。
本当に「普通の男性」に出会うにはどうしたらいい?
たくさんの「普通」を望めば、それはもう「希少」になります。
基準を定めることはなかなか難しいですが、例えば次のような「普通」はいかがでしょう?
- 年齢=自分より少し年下・年上くらい
- 容姿=清潔感があること
- 年収=真面目に働いていること
- 学歴=会話ができる学力があれば問わない
- 性格=DV、ギャンブル、浮気をしない
ここを軸にして、自分の譲れない条件を少しプラス…とかであれば、十分出会える可能性があります。
条件の間口を広げて、普通のお相手と出会ってみてください。
ほんの少し間口を広げるだけで、チャンスは広がり、結婚の可能性がグンと高まります。
本当に譲れない条件は何か、もう一度考えてみましょう。
相手に対して求める条件ばかり厳しくしていては、自ら出会いを遠ざけることになります。
「普通」から「特別」なパートナーになる
誰しもが「特別」なお相手に出会いたいと願うもの。
しかし、もし出会った「普通の男性」が、あなたのパートナーになれば、その人は「特別な男性」になります。
もしかしたら、あなたにとっての「特別」な男性が、すぐそばに居るかもしれません。そう思えば婚活で出会う男性に対して、見方が変わるでしょう。
あなたにとっての「特別な男性」に出会えますように!