お金目当てと身体目当て。男の下心と女の打算は同義?
女は皆お金が好き、どうせ俺じゃなくお金が好きなんだろ…、結局あいつもお金かよ… と思っている男性は多いでしょう。確かにその通り。ちょっと遠慮して言うのであれば、嫌いじゃない、でしょうか。
ですが、彼女たちの本音を漏らすと「男だって、結局若い子や、美人や巨乳が好きなんじゃん!」です。男性も美人やスタイルのいい女性は、嫌いじゃないでしょう?
相容れないようなこの両者の言い分。ですが、女性と男性の愚痴を密かに聞き続けた筆者が思い当たったのは、実はこの言い分は同義ではないか…ということ。
お金が魅力と身体が魅力!?
ある程度経済力のある男性なら、お目当ての女性に、経済力をアピールすることもあるでしょう。もちろん、それは強みであり魅力のひとつ。もう、コロシアムで力や戦術を争う時代ではありません。現代の戦いの舞台が、経済である以上、それは男性の強さを表すひとつの力です。
そう考えたら、経済力に群がる女性も可愛く見えません? …そうでもない? そうですか。
こう考えてはいかがでしょう。男性は、女性の若さや、容姿や肉体的に魅力的な女性に魅かれますよね。その美貌や豊満なバスト、くびれたウエスト、細く長い足は、その女性が持つ、ひとつの力。維持したり、更なる上を目指すために、日々容姿という戦いの舞台に立っているのです。
力のあるものに魅かれるのは、動物において自然なこと。力のある男性が、力のある女性を求めるのはごく自然の心理。また、逆も然り。
筆者からすると、経済力を使って女性を口説く行為と、容姿を利用して男性に取り入る行為は同じように見えます。お目当ての女性を口説くのに、素敵なレストランやプレゼントを用意したこと、あるでしょう? また、フェロモンムンムンの女性から迫られたり、若く可愛い女性からおねだりされた経験はありませんか? お互い持っている武器を使っているだけ。
そう考えると、「どうせお金」と「身体が目当て」は同義ではないでしょうか。
女の打算とお金
とある心理学では「特にお金が好きな人は自己愛が強い人」とも言われているようです。自分を好きな人は、そのお金で手に入れられるものが、自分にとって大きなものであると知っているのでしょう。
特に女性は若さを維持したり、ネイルやエステ、ヘアサロンといった、より自分の価値を高めてくれることにお金を使います。女の打算と言われてしまうかもしれませんが “自分の価値を上げることで、より良い男性を捕まえて、優秀な遺伝子を残したい…” 。まあ、そこまで考えているかは微妙ですから、本能的なものかもしれません。
自分を愛しているからこそ、自分の価値を高めてくれるお金が好き。そう言われたら、成る程と納得してしまうのは、筆者が女だからでしょうか。
男の下心と本能
男性が容姿のいい女性に魅力を感じるのも同じ事。いい女を連れて歩けたら、自分の価値があがったように感じること、ありませんか? ある男性は「ようやく高級クラブの女性に相手にされるようになった。自分がそこそこの男になってきた気がする。」と言っていました。
肉体的な魅力を持つ女性は、成熟して見えます。あわよくば繁殖をして、より良い状態で自分の遺伝子を残したいという動物的本能で、女性の持つ容姿に引き寄せられてしまうのは、仕方のない事。下心が “動物的な本能ゆえ、その女性が魅力的だから” と思えば、女性達も悪い気はしないかもしれません。
実は内面も見られている
ですが、金銭では全く心動かされない女性がいるのも事実。女性たちは、男性の経済力だけ見ているわけではありません。経済という力の向こうに、その男性自身を見ているということ。その証拠に、いくら羽振りが良くてもモテない男性、居るでしょう。
また、経済力を蹴散らす程の魅力を持つ男性が居るのも事実。それは、容姿だったり、行動力だったり、優しさだったりします。内面が魅力的であるからこそ、経済力もプラスされ、モテ男になれるのではないでしょうか。
ほらこれで「お金目当て」の見方が変わって、女性への不信感が消えましたでしょう?